I 世界の未来潮流の解説と日本の選択
■ 世界の基本潮流
- 世界的な制度や慣習の共通化
- フラット化がもたらすビジネスキーの変化
- 世界人口の半数が消費社会人口に
- 自由貿易主義圏での覇権争い
- 多様化する各国のエネルギー生産
- 資源国と非資源国の格差の拡大と水問題
- マネーの膨張と資産経済の拡大
- 金融への国家関与と緩和的な金融政策
- 投資的ビジネスの拡大が企業にもたらす変化
- 民意形成の土台を変える3つの底流
- あからさまな社会化を前提とした志向形成
■ 日本の未来潮流と戦略環境
- 財政のしばりが政策の質を変える
- フラット化が国内に及ぶ
- 日本のポジションの変化
- モノの輸出国から豊かさ提供国へ
- 経常収支赤字化のインパクト
- インフレ時代への転換と資産効果
- 産業の新陳代謝と業務シフト
- 金融セクターの改革と成長
- 標準的な日本人の変化
- 事業ドメインのマーケティングが不足する日本企業
- 製品開発からビジネスモデル開発へ
- スペシャルジェネラリストの育成
- アジアの中上位所得者市場
- ビジネスモデル開発のフロンティア
他
II 世界の潮流
■ 世界的な人口構造の変化
- 主要国の人口問題発生時期一覧
- 2010~25年の間に100万都市が200都市以上増加
- 中間層人口は2020年に32.5億人に
- 先進国型消費人口の方が多くなる
- アジア主要都市の賃金上昇
■ エネルギー・資源の制約
- 中国・インドのエネルギー需要が激増
- 電力不足で経済成長に足かせ
- アジア、中東・アフリカの食料需要超過が目立つ
- 急増する水需要で水ストレスが増加する
- シェールガスは天然ガス黄金時代をもたらすか
■ 世界経済の拡大と各国のポジションの変化
- 2025年には中国がGDP世界一になるという試算も
- 一人あたりGDPは先進国と新興国の間に谷が存在する
- 主要新興国・途上国の一人当たりGDP発展段階
- 徐々に増加してきた日銀のバランスシート
- 金額伸び率とも高いアジアの貿易額
- TPPとRCEPの二大広域FTA交渉と米EU間FTAの衝撃
- 多くの新興国でジニ係数が警戒ラインを超えている
- 携帯電話契約数は世界で60億契約まで広く普及
- インドのGDPは今後成長続くが、工業化に不安
- 人口、資源が豊富なインドネシア
■ 世界経済の台風の目「中国」
- 中国の世代ごとの時代体験
- 中国の製造業の付加価値額は8年で約6倍増
- 都市と農村の中所得世帯の所得格差は2.5倍以上
- 地域格差大きく、ジニ係数は警戒ラインを上回る
他
III 日本の潮流
■ ロングライフ社会化の進行
- 2022年には0~19歳人口より75歳以上人口が多くなる
- 80歳まで働き続ける社会の到来
- 社会保障給付費の拡大
■ 変貌する経済-産業構造
- 低迷続く日本のGDP
- 国債・借入金残高はついに1,000兆円超え
- 国内製造業は新たなフェーズに入る
- 経常収支が急速に悪化
- 対外投資は過去最高水準
- 上場企業の営業利益は国内比率が50%を下回る
- 日系企業の進出先の7割がアジア
- 日本は貿易赤字に転落
- 通信機が出超から入超へ転落、鉄鋼、自動車部品輸出が増加
- アベノミクスで急変し始めた株式市場
- 民間企業の金融資産は横ばいが続いている
■ 所得・賃金の低下による日本市場の低迷
- 製造業就業者が減少し、医療・福祉就業者数が激増
- 10年前に比べ男性の賃金が減少、女性の賃金が上昇
- 世帯所得は減少続き、ピーク時から126万円減少
- 所得階級別世帯分布が低所得層にシフト
- 沖縄、青森、岩手、秋田等の賃金は東京の半分以下
■ 地方経済の衰退
- 東京一極集中の人口移動
- 2040年には11都府県以外は従属人口が生産年齢人口を超える
- 商品販売額はリーマンショック後減少し、その後横ばい
- 高齢化著しい農業。農業従事者の59%が65歳以上
- 農業を取り巻く諸問題
他
IV 市場予測
■ 基本品目市場予測
- 鉄鋼市場:粗鋼
- 石油市場
- 農業機械市場
- ゴム市場(タイヤ用途)
- 工作機械市場
- 建設機械市場
- 自動車市場
- 生活家電市場
■ 有望品目市場予測
- 携帯電話・スマートフォン市場
- クラウドコンピューティング市場
- モバイルコンテンツ市場
- 情報セキュリティ市場
- M2M市場
- 半導体・センサ市場
- 蓄電池・二次電池市場
- 燃料電池市場
- 原子力発電市場
- 水ビジネス市場
- 鉄道関連市場
- ロボット市場
- 再生医療市場
- 医療用医薬品市場
他
V 技術予測
■ フューチャーピクチャー
- 通信・エレクトロニクス・情報処理分野
- 保健・医療・福祉・ライフサイエンス分野
- 農林水産・食料分野
- エネルギー・資源分野
- 環境分野
- ナノテクノロジー分野
- 製造分野
- ロボット・ロボティクス分野
- フロンティア分野
■ 主要技術分野における国際比較
- 環境・エネルギー分野
- ナノテクノロジー・材料分野
- ライフサイエンス分野
他