要約
キーワード
1. 市場概況
高価格帯から普及価格帯へ裾野を拡大するシャープ
09年度に期待のかかる京セラの北米事業
北米向けタフネス・ケータイが好調なカシオ計算機
スマート・フォンなどのMIDの開発を推進する東芝
2. シャープにおける海外販売台数の推移と予測
シャープの中国市場本格展開も効果はまだあらわれず
図 : シャープにおける海外販売台数の推移と予測 (2002~2008年度、エムレポート推定)
表 : シャープにおける海外販売台数の推移と予測 (2002~2008年度)
3. 端末メーカ各社の動向と今後の計画
京セラの動向
上期事業利益は赤字幅が拡大した通信機器関連事業 (加筆)
表 : 通信機器関連事業の半期別業績推移と予測 (2007~2008年度)
CEATECで1xEV-DO方式/WiMAXデュアル対応端末を展示
08年10月にAndroid搭載端末の開発開始を発表した米KWC
08年7月にW63SAの不具合を発表
表 : GLOBAL PASSPORT対応端末一覧
図 : 京セラの海外展開
シャープの動向
08年度上期の販売高は前年同期比30%減 (加筆)
表 : 携帯電話/通信融合端末の半期別販売高推移と予測 (2007~2008年度)
08年度上期は国内市場縮小を受けて前年同期比30%減の国内出荷 (加筆)
表 : 携帯電話端末の半期別出荷台数推移と予測 (2007~2008年度)
海外事業における取り組み
高~中機能から普及価格帯端末まで拡大させる中国市場
図 : SH1810C/SH6010C/SH6018C/SH9020C
表 : SH1810C/SH6010C/SH6018C/SH9020Cの主な仕様比較
中国市場向けSH9010Cが好評
欧米市場にはスマート・フォンの投入で事業を強化
08年12月からCMMB方式チューナ・モジュールの量産を開始
08年9月に移動体事業推進本部を新設(続報)
図 : 携帯電話端末事業における組織再編成
図 : シャープの海外展開
欧州向けにスマート・フォンを投入する東芝
表 : TG01の主な仕様
図 : TG01 (ブラック/側面/背面/ホワイト)
図 : 東芝の海外展開
カシオ計算機の動向
08年度上期は前年同期比10%増となった売上高 (加筆)
表 : MNS部門の半期別売上高推移と予測 (2007~2008年度)
LG TeleCom向け韓国版Woooケータイを発表
図 : canU S1000 (VIOLET)
表 : canU S1000/Woooケータイ W53Hの主な仕様比較
米Verizon Wireless向けG'zOneが健闘
図 : カシオ計算機の海外展開
台湾市場へ参入した富士通
図 : F905i (折り畳み時/開閉時/液晶回転時)
表 : F905i/FOMA 905iの主な仕様比較
図 : 富士通の海外展開
海外市場で新ジャンルの開拓を目指すパナソニック モバイル
中国市場への再参入は延期見込みのNEC
海外向け端末の開発を優先させるソニー・エリクソン
4. その他の動向
アクロディアの動向
08年12月にシャープ端末へのソフト搭載を発表
08年6月に英Sony Ericssonと包括ライセンス契約を合意
アプリックスの動向
08年11月に海外市場向け端末へNokia UI APIの提供開始を発表
08年9月末にJBlend搭載製品の累積出荷台数が5億台を突破
08年9月にTD-SCDMA方式端末へのJBlend搭載を発表
08年8月に英Sony Ericsson端末へのJBlend搭載を発表
08年8月にSamsung ElectronicsのOMNIAへのJBlend搭載を発表
レッドベンド・ソフトウェア・ジャパンの動向
08年11月に京セラ端末へのFOTAソリューション搭載を発表
表 : vCurrent Mobile搭載端末の累積/純増出荷台数推移
表 : vCurrent Mobile搭載機種数の累積/純増推移
08年3月に三洋電機端末へのRDM Client Suite搭載を発表
5. 端末メーカ各社の今後の海外戦略など
アジア市場での拡大を狙う国内メーカ
表 : 国内メーカにおける海外市場への進出状況と今後の展開
表 : Conexus Mobile Alliance加盟事業者の概要
アジア以外の欧米市場にも期待
海外市場での国内メーカの敗退要因
表 : 海外市場での国内メーカの敗退要因とシャープによる対応策
過去には1,000万台以上の海外出荷を行っていた国内メーカ各社
端末の多機能さが国内メーカの強み
6. 関連リンク
表 : 関連リンク (五十音順)