第1章 食品産業展望 2007/2017 (全体分析・サマリー)
I 食品産業展望 2007/2017
II 基本潮流 2007/2017
1. 人口構造・基本的欲求の変化
2. 社会環境の変化
3. 国際化2.0
4. テクノロジーの進化
III 食品事業トレンド 2007/2017
1. 4つの商品コンセプトトレンド
2. 競争環境の変化 (業種・業態を超えた競争の激化)
3. 3つの競争戦略トレンド
4. 5つの有望事業コンセプトトレンド
5. 4つの販路・コニュニケーショントレンド
IV 2017 食品事業戦略の論点
第2章 人口構造の変化がもたらす基礎重要の変動
I 国民摂取カロリー構造の変化
1. 人口構造の将来変化
2. 国民摂取カロリーの年次推移
3. 人口減少社会におけるに国民摂取カロリー構造の変化
4. 積極的食事制限人口の増大
II 世帯構造の変化
1. 増加する独居、減少する同居
2. 世帯人員減少による孤食化の進行
3. 世帯モテルの変貌
III 第2章まとめ
1. 人口減少社会における食品業界の変貌
~ 加速するカロリーベースマーケティング
2. 世帯人員減少社会における食品業界の変貌
~ 『孤食化』 『世帯モデルの変貌』
第3章 業界再編圧力と競争条件の変化
I 激化する他業種・業態間競争
1. NB vs PB
2. 機能性食品 vs 大衆薬
II 加速する業界再編
1. 求められる時価総額経営
2. 国内M&A事例 (メーカー間)
3. 国内M&A・アライアンス事例 (他業種・業態間)
4. 経営計数業界ランキング
III 第3章まとめ
1. 競争環境の変化
~ 激化する他業種・業態間競争 ~
2. 加速する業界再編
~ 増大する買収圧力・バイイングパワーが業界再編を加速 ~
第4章 世界市場への事業拡大 販売強化と調達
I 世界市場への進出
1. 挑戦すべき世界市場
2. 世界市場と日本市場
3. 経済発展段階別の有望食品 ~ エンゲル係数分析 1~
4. 経済発展段階別の有望食品 ~ エンゲル係数分析 2~
II 世界レベルの食品原料調達力の重要性
1. 今後の食品メーカー競争力のKey Point
2. 世界レベルの食品原料調達力の重要性
III 世界食料需要予測
1. 全体、小麦・植物油需要予測
2. 食肉需要予測
3. 発展途上国の食料需要予測
IV 食料需要変動の背景
1. 全体の構図
2. 急増が続く世界人口
3. 地球環境問題
4. 途上国の経済成長
5. 中国 ~ 輸出国から輸入国への転換 ~
6. バイオエタノール政策の影響
7. 消費生活の変化
V 各国の注目指標比較データ
1. 食料自給率
2. 先進国の一人当たり食事摂取量
3. 各国のエンゲル係数
4. 各国男性の肥満傾向
5. 各国女性の肥満傾向
6. 欧米の世代別の肥満人口
7. 欧米の健康上の問題
8. 米国のOTC売上
9. 日本の食糧輸出入
10. 米国の農作物輸出入
第5章 小売業態の変貌 機会と脅威
I 各小売業態の売上高見通しと課題・打開策
II 百貨店の動向
1. 百貨店業界の再編
2. 百貨店の新たな成長事業 : 「ギフトカード」
3. 百貨店業界の食品市場規模
III スーパーの動向
1. 大手スーパー2社のPB開発
2. 改正都市計画法がスーパー業界に与える影響
3. スーパー業界の食品市場規模
IV CVSの動向
1. CVS店舗の形態動向
2. CVS売上高と店舗数
V ドラッグストア動向 : 「改正薬事法」 の影響
第6章 拡大する健康食品市場の構造と新展開
I 健康食品基礎需要
1. 総人口は減少するが健康需要は増加
2. 肥満・ダイエタリー人口は横這い
3. メタボリック予備群は高齢層で増加
4. 糖尿病も高齢層で増加
5. 70歳以上のがん患者は急増する
6. 介護保険認定者数は急増。75歳以上が85%に
7. 国民医療費は37兆円に迫る勢いで増加
II 予防重視への政策トレンド
1. 医療費抑制の限界と 「予防」 への政策転換
2. メタボリックが最初の予防ターゲット (腹囲マーカー)
3. 保険機能食品が 「準薬」 になる可能性
4. がん対策基本法施行で予防推進の方向へ
5. 「食」 が重視されている予防介護サービス
III 健康食品市場予測
1. 健康関連食品市場の将来予測
2. 「健康保持摂取品」 支出 (家計調査) の予測
3. カテゴリー別市場規模と国内加工食品市場に占める割合
4. 健康関連食品市場における機能、効果・効能区分市場規模
5. 特定保健用食品市場
6. サプリメント市場規模
7. メタボリックシンドローム市場
8. 健康関連食品市場と一般医薬品 (OTC) 市場
第7章 継続する安全・環境の重要度アップ
I 安全・安心に対する生活者ニーズ
1. 生活者の健康に役立つ食品購入時の重視点
2. 生活者の健康食品購入時の懸念
3. 生活者の安全性に対する不安
II 安全・安心確立に向けた政策・制度
1. 関連政策体系
2. 安全な生産・製造のための規格・制度
3. 進むリスク評価・トレーサビリティ導入・国際規格
4. 輸入食品の安全確保は緊急の課題に
III 環境問題への対応
1. 義務化する二酸化炭素排出削減
2. 容器包装リサイクル法の費用負担は続く
第8章 社会環境変化に対応する食品トレンド
I 社会環境変化に対応する食品トレンド
1. これから伸びる市場と孤食化
II 拡大する中食市場
1. 外食市場横這いの中、中食市場は7兆円に
2. 中食は、「簡便」 「いろいろ少量」 が魅力
3. 惣菜市場は拡大が続く
4. 中食への各社の取組み 1
5. 中食への各社の取組み 2
III 簡便食化の新しい展開
1. 簡便食化・孤食化の背景
2. 簡便食市場の動向
IV 高齢者・疾病対応食品動向
1. 治療食・介護食は宅配サービスで伸びる?
V LOHAS市場の今後 価値を選ぶロハスは今後の市場
VI 注目されるプレミアムブランド・プレミアム消費
第9章 新販路・新コミュニケーション
I 有望な通信販売ルート
1. 通信販売で食料品販売はシェアを高める
2. 通信販売の伸びる余地
II 医系ルートの可能性
1. 食品もOTCも医師のアドバイスで
2. 健康食品に対し医療関係者の関心は高いが普及はこれから
III 電子マネーで新コミュニケーション
IV 既存宅配事業との連携が多様化
1. 牛乳宅配事例
2. 宅配ビジネスの動向
V インターネットと広告のセカンドライフゲーム
1. インターネット広告費の推移
2. セカンドライフ関連の最近の動向
第10章 主要テクノロジーの進化
I 健康食品の根拠となるニュートリゲノミクス
1. ニュートリゲノミクスの研究開発の現状
2. ニュートリゲノミクス研究開発スケジュール
3. 国による研究開発動向と技術的な将来予測
II ICTの発展
1. u-Japan政策の概要
2. 電子タグを用いた食の安全・安心の確保
3. ユビキタスネットワークを活用した顧客への情報提供