要約
キーワード
1. 市場概況
中国市場での500万台出荷を目指すシャープ
端末開発と生産管理体制の国内集約を図る京セラ
2010年10月に新会社を設立する富士通と東芝
2010年6月に本格始動を開始したNECカシオ
2. 端末メーカ各社の海外販売/出荷台数の推移と予測
シャープも苦戦する海外展開
表 : シャープにおける海外販売台数の推移と予測 (2005~2010年度)
図 : シャープや富士通+東芝、NECカシオの国内外出荷台数推移と予測
表 : シャープや富士通+東芝、NECカシオの国内外出荷台数推移と予測
3. 端末メーカ各社の海外動向と今後の計画
シャープの動向
09年度通期の販売高は前年同期比4%増に復調
表 : 携帯電話の半期別販売高推移 (2008~2009年度)
09年度通期は前年同期比4%減の海外販売台数
表 : 携帯電話の半期別販売台数推移 (2008~2009年度)
2010年4月に中国市場向け11機種を発表
2010年2月から中国市場でソーラー・パネル搭載端末の販売を開始
図 : SOLAR HYBRID SH6230C/SH6220C/SH6228C
販売店舗は2010年3月までに約10,000店舗に拡大
2010年中に中国市場で20機種の端末を投入
図 : シャープの海外展開
京セラの動向
09年度通期も減収となった通信機器関連事業
表 : 通信機器関連事業の半期別業績推移 (2008~2009年度)
世界的に展開する京セラの通信機器関連事業
表 : 京セラにおける通信機器関連事業の主な製品
2010年春に北米市場向けスマート・フォンを販売
通信機器関連事業の収益性向上策
2010年3月にZio M6000を発表
図 : 京セラの海外展開
富士通と東芝の動向
09年度通期は増収となった富士通のパソコン/携帯電話部門
表 : パソコン/携帯電話部門の半期別売上高推移 (2008~2009年度)
表 : 携帯電話端末の出荷台数推移と予測
2010年6月に端末事業の統合を発表
生産/開発/販売の一本化で海外市場に本格進出
図 : 富士通と東芝の海外展開
NECカシオモバイルコミュニケーションズの動向
09年度通期は減収となったNECのモバイルターミナル部門
表 : モバイルターミナル部門の半期別売上高推移 (2008~2009年度)
3社の強みを組み合わせつつ水平展開
NECカシオの目指すもの
米Verison Wireless向けを皮切りに新興国向けも事業を強化
今後の展開を図る上での3つの柱
NECカシオの組織体制
2010年6月にカシオ日立を統合
2010年5月から営業を開始
表 : NECカシオモバイルコミュニケーションズの会社概要
表 : NECカシオモバイルコミュニケーションズにおけるマネジメント体制
2010年3月に事業統合実施を発表
09年度通期は減収となったカシオ計算機のMNS部門
表 : MNS部門の半期別売上高推移と予測 (2008~2009年度)
図 : NECカシオモバイルコミュニケーションズの海外展開
4. その他の動向
アクロディアの動向
2010年5月に韓国Samsung端末向け3Dゲームを開発
表 : 韓国Acrodea Koreaの会社概要
2010年4月に韓国SK Telecom向けGUIアプリを開発
表 : Acrodea Korea UX Technology Labの概要
2010年4月に中国Datang Telecomがきせかえアプリの配信を開始
表 : Datang Telecom Technologyの会社概要
09年12月にAcrodea KoreaがAlive Phone Mateを開発
表 : モーションポートレート株式会社の会社概要
アプリックスの動向
2010年4月にT-Engine Forum China設立大会開幕式に参加
2010年4月にシャープの中国向けJBlend搭載端末11機種に搭載を発表
2010年3月に台湾Zeemote Technologyを設立
5. 端末メーカ各社の今後の海外戦略など
端末メーカの国内再編から海外展開も積極化
図 : 国内メーカにおける海外市場への進出状況と今後の展開
表 : 国内メーカにおける海外市場への進出状況と今後の展開
6. 関連リンク
表 : 関連リンク (五十音順)