第1章 EUの環境規制を支える基本政策と戦略
1. EU環境政策における戦略・優先分野と基本原則、今後のビジョン
(1) 第6次環境行動計画の戦略的 アプローチと主要規制分野
(2) EUにおける環境政策の基本原則
(3) 今後のビジョンと注目分野
2. EU法の種類と法制化の手続き
(1) EU法の5つの種類
(2) EU法制定に関わる機関と手続き
(3) 詳細規定の欧州委への権限委任
第2章 製品ライフサイクルに 関する主な規制の動向
1. 統合製品政策 (IPP) ― 製品ライフサイクルの考えが定着
2. エコデザイン指令 ― 対象がエネルギー関連製品へ拡大
(1) エコデザインの規制とは?
(2) 各規則はこうして決まる
(3) 規制はここまで決まっている
(4) 規則の中身はこうなっている
(5) 製造業者の義務
3. 廃電気・電子機器 (WEEE) 指令 ― 簡素化に向けて改正作業中
(1) 指令の概要
(2) 指令導入後の状況と問題点
(3) WEEE指令改正の進捗と現状
4. RoHS指令 ― 有害6物質の電気・電子機器への使用を制限
(1) RoHS指令とは?
(2) 改正をめぐる議論の論点
5. EUの廃車 (ELV) 指令 ― 各国の取り組みに進展
(1) 廃車 (ELV) 指令の概要
(2) 廃車指令導入後の動向
(3) 例外規定 (指令附則II) 改正点
第3章 化学物質に関する規制REACH
1. REACH規則成立の背景と狙い ― 規則の基本的な考え方
(1) REACHができた背景と狙い
(2) REACHの特徴
2. 規則の概要 ― 必ず知っておきたい基本ポイント
(1) 対象となる化学物質
(2) 基本的なメカニズム
(3) 製造者・輸入者の義務
3. REACHへの対応 ― 企業に求められること
(1) 登録の基本
(2) 予備登録と情報交換フォーラム
(3) 本登録の流れと方法
(4) 認可申請のポイント
(5) 届け出のポイント
(6) サプライチェーンでの情報伝達
4. REACHの最新動向 ― 注目すべきポイント
(1) SIEF はほぼ 2,700件に
(2) REACH の順守状況
(3) 高懸念物質は計38物質に
(4) CLP規則への対応も要注意
第4章 気候変動・エネルギー 政策の最新動向
1. 2020年に向けた3つの目標 「20 20 20」 と加盟国の義務
(1) 気候変動政策の柱 「20 20 20」
(2) 加盟国の排出削減の義務
2. 再生可能エネルギー促進指令 ― 運輸バイオ燃料は10%に引き上げ
(1) 指令で加盟国に課された再生可能エネルギーの新たな目標
(2) 再生可能電力の促進
(3) 運輸燃料 (バイオ燃料) の促進
(4) バイオ燃料の持続可能性基準
3. EU排出取引権制度 ― 2013年からの第三期間開始に向け準備が進む
(1) EUと世界の温室効果ガス排出動向
(2) 知っておきたい現行制度 (~2012年) のポイント
(3) 第三期間 (2013年~) の制度改正
(4) 「炭素リーケージ」 への対応
(5) COP15後の動向と今後の展望
(6) 国際炭素行動パートナーシップ (ICAP) の動向
4. 気候変動・エネルギー分野に関わるその他の規制
(1) 建物エネルギー性能要件指令
(2) 燃料品質 (改正) 指令
(3) CCS促進指令
(4) 乗用車のCO2排出規制
(5) 小型商用車のCO2排出規制案
(6) 産業排出指令 (IED)
(7) ITS指令
図表リスト
図 1 : エコデザインの実施措置策定の流れ
図 2 : WEEE指令の対象となる機器
図 3 : 製品への表示をWEEE指令が義務付けているマーク
図 4 : REACHの対象となる物質・登録の対象となる物質
図 5 : 物質の登録期限
図 6 : 登録の流れ
図 7 : 気候変動・エネルギー政策パッケージにおける6つの法令の位置付け
図 8 : 2020年のEU-ETS非対象セクターにおける温室効果ガス排出削減義務
図 9 : 再生可能エネルギー促進における2020年の加盟国別目標
図10 : 2010年の再生可能電力の目標に向けた進捗状況
図11 : 世界CO2排出量の国別内訳 (2008年)
図12 : ICAPの構図
表 1 : SETプラン技術ロードマップの主な戦略目標とセクター目標、コスト目安
表 2 : 先行して選ばれた当初の20の製品分野
表 3 : 2008年の作業計画で規制導入の手続きが始まった10の製品分野
表 4 : 将来的に規制導入の手続きが始まる可能性のある主な製品分野
表 5 : 実施措置の欧州委員会規則が施行された製品分野と義務化の開始日 (2010年9月)
表 6 : 先行製品分野の実施措置の制定に向けた進捗状況 (2010年9月)
表 7 : 実施措置の制定に向けた事前調査研究の進捗状況 (先行製品分野以外) (2010年9月)
表 8 : WEEE指令の対象となる機器
表 9 : WEEE指令で定められたリサイクル目標 (機器1台当たり重量比平均)
表10 : 各国の廃機器回収量
表11 : 指令改正修正案で提案されている製品カテゴリーと目標値
表12 : RoHS指令対象製品のカテゴリー
表13 : RoHS指令における特定6有害物質の最大許容濃度(閾値)
表14 : 適用除外項目のリスト
表15 : EU加盟国の廃車総重量とリサイクル率 (2007年)
表16 : 廃車指令の適用除外項目
表17 : 製造者・輸入者の義務
表18 : 認可候補物質 (SVHC) リスト (2010年6月18日時点)
表19 : 気候変動・エネルギー政策パッケージの6つの法令
表20 : 再生可能エネルギー促進における2020年の加盟国別目標の中間目標
表21 : EUの京都議定書目標と2008年における達成状況
表22 : 世界の排出権取引市場の概観
表23 : EU27カ国の2008年および2009年の年間割当量とCO2排出実績
表24 : EU-ETS第三期間で対象となる活動分野 (EU-ETS改正指令附則I)
表25 : オークションの追加排出枠が与えられる国とその割合
(A)― 排出権全体の10%の追加割当
表26 : オークションの追加排出枠が与えられる国とその割合
(B)― 排出権全体の2%の追加割当
表27 : 炭素リーケージのリスクが高いと欧州委員会がみなした産業セクター
表28 : 乗用車のCO2 排出削減目標の段階的達成目標
表29 : 乗用車のスーパークレジット
表30 : 乗用車のCO2排出規則における課徴金の内訳
表31 : 小型商用車のスーパークレジット
表32 : 小型商用車のCO2排出規則における課徴金の内訳